検索

ニュース

ハワイの日本人観光客数の推移【2026年】8月は9.7%減、1〜8月は47.7万人で前年並み

オレンジ色のフライングホヌ
オレンジ色のフライングホヌ写真: LMP 2001(CC BY-SA 4.0)

ハワイの日本人観光客は、2023年に大きく戻ったものの、コロナ前の約半分で伸びが鈍っています。2026年は5月まで前年を上回りましたが、6月と8月に減りました。州の経済開発観光局(DBEDT)とハワイ州観光局(HTA)が9月末に出した統計をもとに、年ごとと月ごとの人数、8月の減少の背景、これからの座席数、日本人旅行者のお金の使い方と泊まり方を整理しました。

先に結論

2026年1〜8月にハワイを訪れた日本人は47万7,032人で、前年同期より0.8%多い水準です。ただ8月は8万1,814人で、前年より9.7%減りました。州はハリケーン・ララなどの嵐が、もともと弱かった夏の客足に重なったと説明しています。2025年は年間74万9,596人で、2019年の157万6,205人の約半分です。10〜12月の日本からの座席は、前年より10.7%少ない予定です。

日本人観光客数の年ごとの推移(2019年〜2026年の見込み)

ハワイを訪れる日本人は、2025年が74万9,596人でした。コロナ前の2019年は157万6,205人だったので、その約48%です。2023年から大きく戻りましたが、2025年の伸びは前年比5.8%にとどまりました。州の2026年の見込みは74万9,171人で、2025年とほぼ同じです。

年 日本からの訪問者 日本人の消費額
2019年 157万6,205人 22億5,000万ドル
2020年 28万9,137人 発表なし
2021年 1万8,936人 6,510万ドル
2022年 19万2,562人 3億5,940万ドル
2023年 58万9,172人 9億3,030万ドル
2024年 70万8,233人 10億5,060万ドル
2025年 74万9,596人 11億680万ドル
2026年(州の見込み) 74万9,171人 11億290万ドル

2020年は、コロナの影響で出発時の聞き取り調査ができず、消費額の数字がありません。2019年は日本人の消費額が州全体の12.7%を占めていました。「激減」と言われるのは、このコロナ前との差のことです。

2026年の月ごとの日本人観光客数(1〜8月)

2026年は1月から5月まで、毎月前年を上回りました。5月は15.6%増えています。流れが変わったのは6月で、4.2%減りました。7月はほぼ前年並みで、お盆のある8月に9.7%減っています。

月 2026年 2025年 前年比
1月 5万6,731人 5万4,296人 4.5%増
2月 5万2,377人 4万8,032人 9.0%増
3月 6万7,014人 6万1,605人 8.8%増
4月 5万5,512人 5万2,358人 6.0%増
5月 5万3,051人 4万5,895人 15.6%増
6月 5万4,902人 5万7,288人 4.2%減
7月 5万5,630人 5万5,399人 0.4%増
8月 8万1,814人 9万599人 9.7%減
1〜8月の合計 47万7,032人 47万3,475人 0.8%増

2026年で日本人がいちばん多かったのは、夏休みとお盆が重なる8月です。6月と8月の減少で、春までの増加分の半分ほどが消えました。1〜8月の合計は、前年より3,557人多いだけです。

8月の減少とハリケーンの関係

DBEDTは9月30日(水)の発表で、8月の訪問者全体が前年より5.6%減り、消費額は9.7%減ったと公表しました。理由として、ハリケーン・ララと熱帯暴風雨モケが、もともと弱かった夏の客足に重なったと書いています。

ララは8月14〜16日、モケは8月22〜24日にハワイへ近づきました。被害が大きかったのはハワイ島の南東部です。ララのときは便の欠航が相次ぎました。発表では、日本、オセアニア、韓国からの人数と消費額も減ったとしています。ただし、日本の減少の理由を個別には説明していません。

8月の日本からの便は398便、座席は11万5,773席でした。前年の410便、11万8,062席と比べると、座席は1.9%の減少です。成田発の座席は増えた一方、羽田・名古屋・大阪発が減り、福岡発は運休になりました。座席の減り方より、人数の減り方の方が大きかったことになります。

9月7〜8日には、ハリケーン・ローウェルがカウアイ島などに被害を出しました。その影響は、10月に出る9月分の統計でわかります。

あわせて読みたい: 2026年のハリケーンの影響 — 2026年8〜9月にハワイへ近づいたハリケーン・ララ、熱帯暴風雨モケ、ハリケーン・ローウェルとノロについて、日付、空港の閉鎖と欠航の数、島ごとの州立公園と火山国立公園の閉鎖・再開(10月5日時点)、観光客数への影響を州と国立公園の発表でまとめました。

10〜12月は日本からの座席が10.7%減る予定

HTAの資料には、9月11日時点の運航計画が載っています。2026年10〜12月の日本からの座席は29万8,087席です。前年同期の33万3,950席より10.7%少なく、便の数も1,150便から1,043便へ9.3%減ります。

出発空港 2026年10〜12月 2025年10〜12月 前年比
羽田 13万7,667席 13万7,460席 0.2%増
成田 10万6,642席 12万822席 11.7%減
大阪(関西) 4万1,350席 4万7,564席 13.1%減
名古屋 1万2,428席 2万1,988席 43.5%減
福岡 0席 6,116席 運休
合計 29万8,087席 33万3,950席 10.7%減

2026年の1年分で見ると、座席は122万9,879席で前年より4.3%少なくなります。羽田発だけは54万4,166席で、前年より1.5%多い計画です。福岡発は2026年の計画に1席もありません。名古屋や大阪から秋冬に行く人は、乗り継ぎも含めて早めに便を比べておくと安心です。

あわせて読みたい: 日本からの直行便と航空券の相場 — 日本からハワイへの直行便(JAL・ANA・ハワイアン航空・ZIPAIRなど)の出発空港、2026年の座席供給数、飛行時間と時差、燃油サーチャージ(9〜10月発券分は往復でJAL61,800円・ANA71,600円)、安い時期と運賃の目安、安く買うコツをまとめました。

上空から見たダイヤモンドヘッドとホノルルの街
上空から見たダイヤモンドヘッド写真: Eric Tessmer(CC BY 3.0)

日本人旅行者のお金の使い方と泊まり方

2026年8月の日本人は、1人1日に243ドル(約3万8,450円)を使いました。前年の242ドルとほぼ同じです。平均の滞在は6.41日で、前年と変わりません。人数が減ったぶん、日本人の消費額の合計は1億2,740万ドルで、前年より9.5%減りました。

項目 2026年8月 2025年8月
訪問者 8万1,814人 9万599人
消費額の合計 1億2,740万ドル 1億4,070万ドル
1人1日の消費額 243ドル 242ドル
平均の滞在日数 6.41日 6.41日

8月の日本人のうち、77.4%がハワイに来たことのあるリピーターで、初めての人は22.6%でした。宿はホテルが75.5%、コンドミニアムが16.6%、タイムシェアが11.5%、友人や親類の家が1.1%です。

1〜8月で見ると、1人1日の消費額は246ドルで、前年の244ドルより0.8%増えました。宿泊と飲食に使うお金は増え、娯楽やレジャーは減っています。買い物と交通はほぼ前年並みです。

HTAの資料は、現地ツアー予約サイトのベルトラの話として、夏の現地ツアーの平均単価が1人約2万7,000円で、前年の146%に増えたと紹介しています。食事と体験にお金をかけ、ほかを削る使い方が目立つという内容です。

1ドル=158.23円(2026年10月5日・欧州中央銀行(ECB)参考レート(Frankfurter API経由))。ドル円換算ツールでは最新レートを自動で取りにいきます。

あわせて読みたい: ハワイ旅行の予算 — ハワイ旅行4泊6日・2人の予算を、航空券・ホテル・食事・交通・観光・買い物・チップ・保険の8項目で内訳にしました。ハワイ州観光局の日本人平均支出(1人1日$246.1)、ワイキキのホテル平均料金$275、バス運賃や入園料など公式の数字をもとに、節約する順番も説明します。

島ごとの日本人観光客と旅行の目的(1〜8月)

日本人のほとんどはオアフ島を訪れています。1〜8月の47万7,032人のうち46万3,602人で、割合は約97%です。ほかの島では、ハワイ島が10.0%増えた一方、マウイ島とカウアイ島は大きく減りました。

島 2026年1〜8月 2025年1〜8月 前年比
オアフ島 46万3,602人 46万1,631人 0.4%増
ハワイ島 3万4,480人 3万1,343人 10.0%増
マウイ島 8,352人 9,930人 15.9%減
カウアイ島 3,878人 4,854人 20.1%減

2つ以上の島を回る人もいて、それぞれの島で数えられます。そのため、島ごとの人数を足すと全体の人数より多くなります。

旅行の目的では、観光が42万8,540人で2.3%増えました。会議や企業の報奨旅行など(MCI)は2万7,559人で、前年より16.7%減っています。観光目的の旅行は伸び、仕事がらみの旅行が減った形です。1〜8月の初めての人の割合は28.4%、リピーターは71.6%でした。

これから行く人に関係すること(燃油サーチャージと便)

飛行機代に上乗せされる燃油サーチャージは、7〜8月に発券した分が片道4万400円でした。JALとANAは9〜10月の発券分を下げていて、ハワイ往復はJALが6万1,800円、ANAが7万1,600円です。11月以降に発券する分は、各社の発表を確かめてください。

HTAの資料は、JTBの調べで、2026年夏の個人旅行の海外の行き先としてハワイが2年続けて1位になったとも紹介しています。日本のパスポートの保有率は18.4%で、7月1日から申請手数料が下がりました。人気は高い一方で、秋冬の座席は減る方向です。

あわせて読みたい: 安い時期・高い時期 — ハワイ旅行が安い時期(1月中旬〜2月、4月中旬〜6月中旬、9月〜11月中旬)と高い時期(年末年始・春休み・GW・夏休み・感謝祭〜クリスマス)を12か月のカレンダーにし、料金が動く理由、ホテル平均単価の実績、航空券と燃油サーチャージの目安を公式データでまとめました。

よくある質問

Q ハワイを訪れる日本人観光客は何人ですか?

2025年は74万9,596人でした。2026年は1〜8月で47万7,032人で、前年同期より0.8%多い水準です。州は2026年の1年分を74万9,171人と見込んでいて、2025年とほぼ同じです。

Q 日本人観光客はコロナ前と比べてどれくらいですか?

2019年は157万6,205人でした。2025年の74万9,596人は、その約48%です。「激減した」と言われるのは、このコロナ前との差のことで、2025年から2026年にかけては大きく減っていません。

Q 2026年8月に日本人観光客が減ったのはなぜですか?

8月は8万1,814人で、前年より9.7%減りました。州はハリケーン・ララと熱帯暴風雨モケが、もともと弱かった夏の客足に重なったと説明しています。日本からの座席も1.9%減りましたが、日本の減少の理由を個別には説明していません。

Q 日本人観光客の割合が多い島はどこですか?

オアフ島です。2026年1〜8月の日本人のうち、約97%がオアフ島を訪れています。ハワイ島は3万4,480人で前年より10.0%増え、マウイ島は15.9%、カウアイ島は20.1%減りました。

Q 2026年の秋冬はハワイ行きの便が減りますか?

減る予定です。9月11日時点の計画で、10〜12月の日本からの座席は前年より10.7%少なくなります。羽田発は前年並みですが、名古屋発は43.5%減り、福岡発はありません。

出典

このページの根拠にした公式・一次情報。2026年10月7日確認。

このページを引用・リンクするとき: ハワイの日本人観光客数の推移【2026年】8月は9.7%減、1〜8月は47.7万人で前年並み — ハワイ旅行ナビ, https://hawaii-tabi.com/news/hawaii-japanese-visitors-2026/